●マンガ喫茶開業のエピソード

“マンガ喫茶”誰もが店内を想像出来るお店。

当社は、古くからある「喫茶店に少々のコミック・雑誌を置いている」という

スタイルを根本的な部分の考え方を改め、「コミックは1万冊、

雑誌は150タイトル以上、それらの発売日には書店と同じように

店内に陳列されている」というスタイルを25年前から確立している。

このスタイルを継続するには例えば、毎朝のモーニングサービスのパンと卵は

一人のお客様に提供すれば無くなってしまうが、パンと卵を

コミック・雑誌に置き換えたとき、多くのお客様に提供できる。

多くのお客様に満足してもらうためには多彩なジャンルの雑誌、

数多くの新刊連載本を絶えず入荷する事が必須条件になり、

常に先行投資をしていく勇気が必要である。

当然ながら食材より雑誌・コミックの方が原価は高いのだが、

一度使って終わりの食材よりも雑誌・コミックの方が利益発生率は

断然高いのである。

このような全く新しいシステム(現在では、当然のことだが…)を考案するに

至るまで以下のような経緯があった。

 

 

ビジネスマンのお客様が多かったこともあり、先ずビジネスマン必読書と

いわれている書籍を大量に入荷したが、人気を博するほどのものではなかった。

次に雑誌を大量に入荷したところ、上々の人気があり、

その成果は数字にも表れたが、満足はできなかった。

日夜考え続け、ふとした拍子に気付いたのである。コミックの存在に。

言うまでもないがコミックとは雑誌の内容を編集し

1冊の単行本として発行しているものだ。

“これしかない!!”と思い立ち、日々コミックを買い集め1万冊の在庫を持つのに

そう時間はかからなかった。コミックは日が経つごとに増えていき、

同時に客数も以前とは比べものにならないほど伸びた。が、一つだけ問題があった。

流行り過ぎたのである。当時(1975年)は、当然ながらマンガ喫茶は

全国でその店1軒だけだった故に東海3県から噂を聞きつけた

お客様が殺到したのである。

これでは、来店してくれたお客様すべてに満足してもらえないと判断し、

よく利用していた駐車場を模して時間料金システムを設定した。内容としては、

過去に来店したお客様のデータを基に1時間30分というラインをまず設け、

それ以上在店するお客様には以後10分ごとに30円加算されるというものだ。

現在のほとんどのマンガ喫茶がこの時間制料金システムを導入しているが、

システムを考え、創り上げたのは当チェーンだということは言うまでもない。

 

したがって、現在まで出版されたコミックに対する情報量や(タイトル・作者 等)

リクエスト用蔵書は全国bPであることは当然のことである。

 

 

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